2023/10/09 14:47

 採蜜は年に一回だけ


アトリエミツトパンでは、ミツバチや養蜂家が初夏に向けて採蜜の準備を始める少し前に、一度だけ、蜜枠を空にするために事前採蜜を行います。「アカシアの森のはちみつ」の理想のブレンドにするために、入る蜜をコントロールするためです。


この事前採蜜では、はちみつはほとんどとれません。とれた分は私の日々の食卓の梅蜜シロップやはちみつレモンシロップ、ジンジャージャムの材料になります。


ここで空っぽになった蜜枠に、ミツバチは新たに蜜をためていきます。


安曇野の春はかなり寒く、また山際は気温が上がりきらないので、ミツバチたちはあまり活動的ではありません。春の蜜は入ってもすぐに消費され、夏のはじめに入る、フジやカエデがほんの少しだけ残ります。ここにアカシアのはちみつがたっぷり入って、理想のブレンドがなされるのです。


これが「アカシアの森のはちみつ」の美味しさの秘訣です。


養蜂家によっては春も、夏も、秋も、はちみつを採蜜します。


これは私、個人のポリシーですが、アトリエミツトパンの採蜜は初夏の一回だけです。ごくごく稀に桜のはちみつだけは、少数精鋭で狙いに行くことがありますが、それ以外のはちみつはすべてミツバチたちのものです。


もらいすぎず、頼りすぎず、長く長く共生していくことが目標です。


アトリエミツトパンのロゴには、森への感謝の気持ちが込められています。